NPO職員の給与水準を上げたい
NPO職員の給与水準をどんどん上げていきたい。NPO=清貧という考え方はもう古い。社会課題を断続的に解決していく為には、NPO職員の雇用が安定しないとそれも叶わない。 https://t.co/GhJ9jbbzau
— 鈴木大悟@かものはしプロジェクト (@fundraiserdaigo) 2018年8月9日
さすがフローレンスさん、
Twitterで従業員の年収アップを報告されています…!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
寄付者が出したお金のうち、○%を職員の人件費に充てています、と説明しても容認される社会にしたい。
— 鈴木大悟@かものはしプロジェクト (@fundraiserdaigo) 2018年8月9日
「NPO職員の給与水準を上げたい」
ファンドレイジングに携わったことのある人なら、一度は思い至ることではないでしょうか?
ファンドレイザー大悟が切り込みます!!
目次
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NPO職員の平均年収ってどれくらいなの?
一般企業と比べると、やはり平均年収は低くなってしまうNPO業界。
しかし20代、30代といった若い世代がNPO業界に人が動いている流れは年々大きくなっています。
「社会に貢献したい」
「やりがいを得たい」
「人との繋がりが得たい」
「自己実現したい」
そんな意欲が強い人ほど、NPO業界へ流れている傾向があります。
ミレニアル世代ならではの潮流です。
私も例に漏れず、その口です。
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NPOは「男の寿退社」?
NPO業界で耳にする「男の寿退社」という言葉。
志の高い男性有給職員も、結婚やパートナーの出産というライフイベントに併せて、経済的事情から退職せざるを得ないことからそんな言葉が生まれました。
人生で最後に必死になったのは高校野球。新卒で就職した大企業でのんべんだらりと月日を過ごし続けて、椅子にふんぞり返っていれば年収1000万みたいな中年のオヤジがいるのにも関わらず、
本気で社会を良くしたい、この世界で困っている人たちを助けたい、そんな使命感から考えるよりも先に体が動くようにNPOで社会課題に立ち向かう志高き若者の年収200万。
こんなの絶対におかしい…。
せっかく志高き若者がNPO業界で頑張り始めても、30〜40歳で辞めてしまうと、団体にノウハウが蓄積されません。
NPO職員は自分を犠牲にして質素倹約な生活をしている、ご飯にメザシだけの食事をしている、なんていうイメージをまだまだ多くの日本人が持っています。
NPO職員は聖人君子でもなんでもありません、フツーの人間です。
フツーに休日にショッピングを楽しむこともあるだろうし、まとまった休みがあれば旅行だってしたい。そんな普通の人たちが社会問題をたまたま知り、知った人から行動を起こさなくちゃいけないと奮起し立ち上がった、それだけなんです。
質問です。
あなたが寄付した団体が活動報告してくれた際に、
「あなたの寄付金のうち、○%は従業員の人件費に充てました。」
と言われたらどんな気持ちになりますか?
いつも頑張ってくれてありがとう、と感じる寄付者。
は?現地の困っている人に送れや!、と感じる寄付者。
あなたはどちらですか?
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あなたの就職・転職にNPOという選択肢を
私はファンドレイザーとしてNPO業界の年収水準を、最低でも一般平均年収まで上げたいです。
もっと多様な人材がNPO業界に流入し、社会問題解決が促進される。団体の受益者が幸せになる、人並みの生活が送れて職員も幸せになる、そんな様子を見て寄付者も幸せになる。
必ずそんな社会を実現したいです。
世の為に、人の為に尽くしている人が人並みの生活を送れる。
そんな世界を当たり前にしたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。