ファンドレイジング行動基準からファンドレイザー像を考える
こんにちは、大悟です。
ファンドレイザーには、准認定資格と認定資格の2種類があります。
私は次回12月に控えている准認定資格を受験する予定です。
今回はその対策ということで、ファンドレイジング行動基準から、自分なりにまとめてみました。
目次
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ファンドレイジング行動基準
民間非営利団体が行うファンドレイジングは、単にその活動資金を調達することではなく、支援を募る過程を通じて、より多くの人たちに社会の課題を示し、理解と共感を得て、その課題解決への参加者を増やして社会をより良くしていくことである。
行動基準の一番最初に、ファンドレイジングが単なる資金調達ではないことが触れられています。ファンドレイジング=寄付金を集めること、と解釈されがちですが、何もその領域は資金調達には留まりません。
適切に人と人を結び付けるハブであること、団体が欲している資源を様々な人の協力を持って集めてこれる能力の総称です。ファンドレイジングはいろんな人と接点を持てる人の方がより適正があるのだと思います。
民間非営利団体においてファンドレイジングに関わる者が、この行動基準を遵守することによって、社会の信頼を得ながら、自信と誇りと誠実さをもってファンドレイジングに取り組むこと、そして、その結果、寄付者も達成感と安心感を得ることを通じて日本における寄付文化がさらに醸成されることで、民間非営利団体が発展し、よりよい社会が実現されることが期待される。
私は、ファンドレイザーとして自分がどうあるべきか模索し続ける姿勢が何より大切だと考えています。ファンドレイザーという仕事は、自団体と受益者と寄付者が三方とも幸せになれる、他に類を見ないほど広く公益に資する仕事だと感じています。また、寄付者の幸せは特筆すべき点でしょう。何も見返りのないお金を自分以外の誰かの為に払うことで、寄付者は精神的な豊かさと高い自己肯定感を得ることができます。
資本市場のスキマに存在してしまうあらゆる問題を、民間非営利団体が解決していくことができます。寄付者が自分ゴトとして、社会問題と接することでよりよい市民社会が作られていくはずです。
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ファンドレイザー 行動原則
民間非営利団体においてファンドレイジングに関わる者は、次の行動原則を遵守しなければならない。
ファンドレイザーとして働けることに誇りを感じ、自分にも他人にも嘘を吐かずに行動をしていくことが大切です。お世話になっている自団体が目指すミッションを達成できるように尽力すべきであり、社会に貢献することに強い執念を持って行動していきたいです。寄付者の自由意思で寄付をいただくことが大事で、寄付を強制するようなことは決してあってはいけないと考えます。寄付者が思い思いに社会に対する考え方を表現できることが、よりよい寄付市場と市民社会を醸成していくはずです。
自分が社会の役に立てているという実感が、私に最高の幸せをもたらしてくれています。10年後、20年後の日本が今よりも良い場所になっているように、楽しみながら、目の前のことを頑張っていきたいです。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。