公益財団法人 京都市ユースサービス協会さんに行ってきました!
こんにちは、大悟です。
2018年10月27日、若者を対象に自立支援を行なっている、「公益財団法人 京都市ユースサービス協会」さんにお邪魔してきました!
なんといってもユースサービス協会さんのすごいところは、関西地方での寄付の教室を先駆けて提供されていることです!
今日はその寄付の教室について、ユースサービス協会・米原さんと早川さんに詳しくインタビューさせて頂きました!
目次
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寄付の教室とは?
私たちは、大きな負担なく、どの学校でも実施可能な「寄付の教室」という体験学習プログラムを開発し、100教室以上で提供してきました。
子どもたちが社会課題を知り、自らの価値観で社会的な活動を応援することの楽しさ、そして様々な価値観や考え方の違いを認識し、互いに助け合い自分たちがベストだと考える応援方法を選択していくことの難しさなどを、学ぶ機会を提供しています。(日本ファンドレイジング協会公式HPより引用)
社会貢献を知らないまま大人になってしまう子どもたちへ、日本ファンドレイジング協会さんが旗振りをして、寄付の教室を展開しています。
寄付の教室では、子どもたちが寄付先の選定をゲーム感覚で楽しみながら経験することができ、自らの小さな一歩が社会の役に立つのだという実感を子どもたちに持ってもらうこと、ひいては子どもたちの自信や自己肯定感の向上に一役買っています。
京都市ユースサービス協会さん、京都地域創造基金さん、日本ファンドレイジング協会さんの三者が協働し、京都独自のプログラムを京都府立すばる高校さん、京都府立嵯峨野高校さんと連携して、高校生に寄付の教室を提供されています。
京都府立すばる高校では、実際に京都で活動しているNPO3団体をグループごとに訪問し、それぞれの団体からの課題をどう解決するのかを直接ヒアリングされています。
私が先日社会貢献ファシリテーター研修に参加した時は、寄付先のNPOの動画を前に流して視聴するだけでしたので、この取り組みは特に素晴らしいなと感じました。
高校生たちが普段なかなか関わることのできないNPOで働く人と出会い、なぜNPOで働いているのか、どんな社会課題に対してアプローチしているのかをヒアリングすることは、高校生たちにとって刺激的な時間となるはずです!
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寄付の教室、最大のメリット、お互いに学び合える。
寄付先の選定後、生徒たちはなぜその団体に寄付したのかをグループごとにディスカッションします。私も研修で体験したのですが、これが大変学びになります!
生徒たちにとって寄付や社会貢献は未知の領域で、恥ずかしいこと、クラスの中で浮いてしまうこと、ともすれば意識高い系などと揶揄されてしまいかねません。
しかし、このグループディスカッションを通して、なぜその団体に寄付したのかという理由が同じ団体に寄付した場合でも人によって全く違うことに気付かされます。
人によって社会貢献の理由はもちろん、形や方法も違っていい、これはとても自由な自己表現なのだということを学ぶことができます。(少なくとも私は研修でこれを学びました。)
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学校の教員がファシリテーターを担えるくらいの社会へ。
米原さんの「学校の教員が社会貢献ファシリテーター(寄付の教室の水引役)を担えるくらいにしていきたい。」
という言葉が私はとても心に残っています。
日本中すべての小中高生に寄付の教室を提供するには、まだまだその環境や仕組みが十全とは言えません。寄付の教室の現場が広がり、ファシリテーター資格保有者も同時に増えていくことで、加速度的に寄付文化が醸成されるはずだと今日のインタビューを通じて強く感じました。
最後になりますが、インタビューにご協力頂いたユースサービス協会の米原さん、早川さん、本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします!
公益財団法人 京都市ユースサービス協会 公式HPはこちら。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。