寄付したら、寄付したことを発信しよう!
現在、日本の寄付市場は1兆4000〜5000億円。これはアメリカの市場規模の1割にも満たない数字。日本ファンドレイジング協会が掲げる「10兆円市場」にしていく為にも、もっと寄付そのものが浸透していく必要がある。
— 鈴木大悟@かものはしプロジェクト (@fundraiserdaigo) 2018年10月25日
まだこの国の雰囲気が寄付したことを発信するのが良しとされていない。「そんなことは公に向かって言うことではない。」とか、「意識高い系だよね。」とか。でも、寄付をしたという小さな一歩が寄付者の大きな自信になる。私は誰かに必要とされている存在なんだという気持ちが自己肯定感を高める。
— 鈴木大悟@かものはしプロジェクト (@fundraiserdaigo) 2018年10月25日
NPOへの寄付はとてもコスパのいい投資!
— 矢野大地🎨複業の神 (@123Vaal) 2018年10月20日
もちろん、大きな組織だと難しいところがあるとは思いますが、寄付者はNPOにとっては、とても重要な事業賛同者であり、仲間。
社会の中でとてもニッチな活動をやっている人たちと関わることができるという意味で、とてもコスパいいと思うんです。
全国5万団体あるNPOのうち、財政規模が1000万円いかない団体が過半数を占める。一般生活者の中に特別感なく「寄付」という行為が挿入されるかが鍵になる。それこそ「歯磨き」と同じレベルで。
— 鈴木大悟@かものはしプロジェクト (@fundraiserdaigo) 2018年10月25日
こんにちは、大悟です。
寄付ってもっと日常的な行為になっていいと思うんですよね。
目次
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成功体験の不足
なぜ日本ではなかなか寄付の文化が根付かないのでしょうか?
私はその原因の一つに、寄付者が成功体験を積めていないことが挙げられるように思います。
自分が応援したい社会事業や団体にお金を出すことで実際に社会が変わった、自分の小さな一歩が何がしかの役に立ったという実感により、寄付者は初めて寄付経験を肯定的に捉えることができます。
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寄付は人知れずやるもの?
この国には、寄付したことを公に言うべきではない、という雰囲気がまだまだ存在しています。
「寄付は人知れずやるもの。」
「公言した時点で善意ではない。」
「領収書すらもらうべきではない。」
といった類の意見です。
確かに、これらの主張からは不言実行を良しとした日本人の古き良き美徳感が反映されているようにも思えます。
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私が夢見る世界
ですが、私はそこに一石を投じたいのです。
自分の好きな趣味・嗜好を友人にフランクに話すように、
まるで地元のスポーツチームを応援するかのような気軽さで、
「私はかものはしを応援してるよ!」
「僕はフローレンスが好き〜」
「あなたはどこのNPOのファン?」
みたいな会話が特別感なく日常に出現する世界を夢見ています。
すると、
NPOはじめソーシャルセクター全体にきちんとお金が流れ出し、
各団体が対象とする受益者が質の高い施し・サービスを享受できて、受益者が幸せになり、
NPO職員も自己犠牲的な働き方とは程遠く、自らの仕事に一層誇りを感じられるようになり、
寄付者が「ここに寄付した私は間違っていなかった」と、自信をつけることができます。
社会に良いことをしている人が正当に報われる、
当たり前のことが当たり前に実現する、
今はまだ夢物語かもしれませんが、
きっと近い将来、私の眼前にそんな現実がやってきてくれると信じています。
まずは、私から。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。