21世紀のnoblesse oblige - 義務を自覚する者の高貴さ
こんにちは!大悟です!
先日のETIC.cafeで興味深い単語を聞いたので、もう少し掘り下げたいと思います。
目次
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高貴さは強制する
あなたは「noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)」という言葉をご存知でしょうか?
元々フランス貴族の言葉で、直訳すると「高貴さは強制する」という意味です。
「貴族なんだから、良識ある行動はもはや義務ですよ」という解釈をすることが多いです。
「ノブレス・オブリージュ」の核心は、貴族に自発的な無私の行動を促す明文化されない不文律の社会心理である。それは基本的には、心理的な自負・自尊であるが、それを外形的な義務として受け止めると、社会的(そしておそらく法的な)圧力であるとも見なされる。
(Wikipediaより引用)
「高貴さは強制する」という言葉の通り、上流階級が下級階級と線引きする言葉であることは、みなさんの想像する通りだと思います。
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義務を自覚するものの高貴さ
先日のETIC.で、21世紀のnoblesse oblige、という考え方を知りました。
「高貴なものの義務」ではなく、
「義務を自覚する者の高貴さ」です。
noblesse obligeが実際に使われていたような時代から比べると、人類は確実に進歩し、少しずつではありますが平等な状態に近づいています。
高貴であることは、出生と関係なく各々の心持ちで決められる時代になったと言えます。
そうすると、高貴さを決定するのは個々人の意識の問題ということになります。
それが「義務を自覚する人間の高貴さ」ということなのだと思います。
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21世紀の義務
では、21世紀の義務とはどういった意味になるのでしょうか?
21世紀は自分で自分の人生や生き方を決めることができます。
日本では憲法で労働選択の自由、住む場所の自由が保障されています。
人類史上類を見ない程に、自由に生きられるようになって、まだ半世紀余りしか経っていません。
これは全て先人たちが脈々と築き上げてきた文明がなせるワザです。
その歴史を受け継ぐ現代人として、社会をより良くしてから、次世代にバトンを渡す。それこそがなくてはならない「義務」なのだと思います。
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あなたにもできること
現代社会には課題が山積みです。
保育、教育、働き方、老後、どの世代を切り取っても社会問題を目の当たりにすることができます。
このブログを読んでくださっているあなたであれば、「いろんな問題がある」ということはご存知のことと思います。
まずは、問題があるということを知ってほしいです。
「ファンドレイザー大悟のブログ」はこれからも社会問題の発信塔でありたいと思っています。
そして知って頂いたら、次はあなたなりの意見を持って頂きたいです。関心を持ってほしいのです。
多様な意見が問題解決を前進させます。
意見を持つだけでも素晴らしいことですが、
もしあなたに少しでもお気持ちがあるなら、
「何か行動を起こす」というフェーズに進んでほしいです。
ボランティア、講演会や説明会への参加、寄付をする…、方法はたくさんあります。
あなたが義務を自覚して行動を起こせば、行動を起こす前のあなたより、きっと高貴なあなたになっています。
最後にもう一文、紹介させて頂きたく思います。
Ordinary people change the world, you can change the world.
普通の人が世界を変える、あなたにも世界は変えられる。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。