アンガーマネジメントやってみた

こんにちは!大悟です!

私たちは日々生活していく中でついイライラしてしまったり、感情を表に出してしまったりしてしまいがちですよね。

「怒りの感情をセルフコントロールできたら、周りともうまく付き合えるのになぁ。」と思いませんか?

今日はそんな怒りの感情との付き合い方について考えます。

この記事を読んでくださるあなたとあなたが関わる組織が、少し優しくなれればいいなと思って書きます。

 

 

目次

 

 

  • 怒るのはとても自然なこと

 人間誰しもその人なりの文化や価値観であったり、生きていれば自然と身に付く考え方があります。それと相反するようなことを言われたり、されたりすれば「怒り」という感情が起きるのは、生きものの防衛手段として考えてもごく普通のことです。

カッとなって言ってしまった後に冷静になって

「やっぱり言わなければよかった…」

と思った経験はあなたにもあると思います。

相手に自分の感情をうまく伝えられないもどかしさを感じるのは、

あなたが伝えたい相手と向き合っている証拠です。

 

私もそうなんですけど、感情を表に出した後に罪悪感を感じるとますます自己表現ができなくなっていきます。ここで大事なのは落ち込むことではなく、自分の感情を分析して次に生かすことです。

 

 

  • アンガーマネジメント

SALASUSUがカンボジアのコミュニティーファクトリーで働く女性たちに対して、ライフスキルトレーニングを施しています。ライフスキルトレーニングを簡単に説明すると「頑張れる力は環境が与えてくれた力」であり、それを身に付けられずに大人になってしまった人もいるので、人間の基本的な素養をいろんなワークショップを通して丁寧に伝えていくというものです。アンガーマネジメントはライフスキルトレーニングの一環です。

 

私もカンボジア出張で現地の女性たちにヒアリングしてみたところ、皆さん口を揃えて「アンガーマネジメントのお陰で、家族ともうまくコミュニケーションができるようになった。」と仰っていました。怒りという感情は万国共通どんな人でも抱く感情であり、みんな怒りとの付き合い方に悩んでいることの示唆でもあると感じました。

 

 

 

  • 実際にやってみた。

私もカンボジア女性と同じように、アンガーマネジメントを実践しています。

怒りの感情を感じた時は、まず1から7まで数を数えます。

数を数えて落ち着いたら、自分がなぜ怒りの感情を感じたのかを考えます。

ここまでできれば、もう怒りは大体収まっています(笑)

 

それでも相手に伝えたいことがあるなら、言葉を選びながら言えばいいと思います。

相手も冷静になっているあなたを見て、ずっと怒り続けるということはあまりないのではないでしょうか。

自分と相手は感情が鏡写しのように伝播してしまいます。数を数えることに集中すれば、一旦怒りから自分を遠ざける効果があり、相手もそれを感じ取ってくれるはずです。

 

 

  • 怒りは真因へのヒント

怒りという感情すら、前向きに捉えることができるなら、そんなに良いことないと私は思います。

自分が怒っているということは、自分にとってその状況は居心地が悪いということであり、今までなかった全く新しい価値観との出会いの前触れかもしれません。

ただ、「自分を大切にする」「自分の意見を主張する」という側面ではそのまま怒りをぶつけた方が相手に伝わることがあるので、一概に怒りを押し殺せばいいというものでもありません。

自分と相手が対等にコミュニケーションが取れるなら、なんでもいいと思います。私みたいなキレっ早い人はこういうやり方もありますよってことです(笑)

 

組織運営や仕事を進めていく上でも、怒りを感じてただそれを相手にぶつけて終わるのはもったいない。そこにその組織が抱えている本当の課題や真因があるかもしれません。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

英語:1h