お金の為に働くのはやめにします
私たちが生きていくために必要なお金。
あなたがお金を好む好まざるに関わらず、多くは生活の為、お金の為に働いていると思います。
しかし、働くことの意味ってそれだけなのでしょうか?
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ほとんどの人は年収を下げられない
現代の超消費社会にさらされていると、お金はいくらあっても足りません。新しい車を買っても、またすぐ欲しくなります。大きな家に住めば、もっと大きな家に住みたくなります。人の欲は渇き続けるからです。
私が会社を辞めて、ソーシャルの世界に足を踏み入れた時、たくさん反対されました。
「せっかく証券会社に入ったのになんで辞めたの?」
「頑張って良い会社に就職したのに、もったいない。」
私の答えは一つ、
「入社することが目標じゃなかったので…」
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宝くじが当たったら仕事を辞める?
私が前職でよく耳にした言葉です。
「宝くじが当たったら仕事辞めるわ〜」
その言葉を発した人は冗談のつもりで言っていたのかもしれませんが、
私はそれを聞く度に心底、心底失望しました。
この言葉の裏に隠されている本音、
「今の仕事からお金以上の価値を見出せない。」
と自ら公言しているようなものです。
あなたも胸に手を当てて自らに問いかけてみてほしいです。
もし、この先二度とお金の為に働く必要がないくらいの大金を手にしたとしたら、あなたは今の仕事を続けるでしょうか?
「そうは言っても現実にそんな大金がどこにあるんだよ、まずは目先の現実を踏まえてだな…。」とか言っている人は、きっと来年も再来年も同じ場所にいます。
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お金以外の報酬
私は今、かものはしプロジェクトというNPOでインターンをしています。
かものはしには、常時5〜10名くらいのインターン生がいます。
学生も社会人もいて、年齢も性別もこれまで過ごしてきた境遇も何から何まで違います。
私は常に自問自答しています。
「一緒に働く彼らとお金以外の報酬を共有できているだろうか。」
インターン生は無給で働いているからこそ、それぞれかものはしに求めている報酬は違って当然です。
彼にとっては「ミッション」が報酬かもしれないし、
彼女にとっては「成長」が報酬かもしれません。
この人にとっては「スキル」が報酬かもしれないし、
あの人にとっては「繋がり」が報酬かもしれません。
私にできることは少ないですが、仲間が卒業する時は、
「ここで働けてよかった!」と感じてほしいです。
特に学生インターンのみんなには、出来ることなら、
お給料の多寡や休みがたくさん取れること、福利厚生などを意識して就職活動をしてほしくないです。
なぜこんなことを言うのかというと、私と同じ失敗をしてほしくないからです。
本当に自分にやりたいことに正直になって、心からの本音で進路を選んでほしいです。
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学ぶ為に働く
私はもう二度とお金の為に働きません。
私はこの先どこに行っても、学ぶ為に働きます。
これからの時代は志のある人しか生き残れません。
自ら価値を生み出せない人は、ロボットに仕事を奪われる運命にあります。
あなたが「100年後には世界はこうなっているだろうな」と思っている未来は、10年後にはやって来ます。
世界はとてつもないスピードで変化しています。
まずそれに気付いてください。
私は実際に現地でカンボジアの友人たちが豊かになっていく熱気、上昇気流を全身で感じました。東南アジアはどんどん経済成長しているのです。日本が先進国を名乗れなくなる時代はすぐそこまで来ています。
証券会社で働いていたお陰でよく分かることですが、お金の価値は日々動いています。今あなたの財布に入ってる一万円札は、明日になったら価値が変わっています。
そんな曖昧なものの為に人生を使うのはやめましょう。
もっとワクワクすることしましょうよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。