人から褒められるより、人を褒められる人になりたい。

こんにちは!大悟です!

私たちはつい他人からの評価を意識してしまいます。

書店に行けば、人から嫌われることを恐れない、というテーマで書かれている本が山ほどあります。

 

それでも私たちには、

「嫌われたくない…。」

「もっと認められたい!」

という欲求があります。

 

 

 

目次

 

 

  • 学校教育の弊害

学校ではチームで何かの成果を出す、ということはほとんど学びません。しかし、一歩社会に出れば、誰かと協力して仕事をすることばかりです。

それまでチームで何かを進めていくことを教わってこなかった私たちは、いきなりそんなことを言われても戸惑ってしまいます。

 

なぜ学校ではそのようなことを教えてくれないのでしょうか?それは、学校が生徒を一人一人評価しなければならないからです。

 

決められた教科書で決められた内容を学び、テストで決められた正解を出すことが求められます。

先生は、勉強を頑張ればテストで良い点を取れるよ、良い点を取れば良い大学に行けるよ、良い大学に入れば良い仕事に就けるよ、と生徒に教えます。それは先生にとって都合の良い生徒を量産するだけです。

そうやって教えられた私たちは、社会に出た後も、上司にとって都合の良い自分、会社にとって都合の良い自分を演じ続けることになります。本人がどう思うかは別として、結局は他人の人生を生きることになります。

そんな環境で育てば、他人に嫌われること、他人にバツをつけられることを極端に恐れるようになるのも無理はないです。

 

 

 

  • 達成感の副作用

私は以前「目標に向かって頑張り、達成すること」が自分の生きる意味だと本気で思っていました。

その最初の経験が高校受験でした。自分の受験番号を見つけた時、脳内に快楽物質がドバドバ流れ込んでくる感覚がありました。

「私が本気になれば、できないことなんてない。」

そんな支配感に溺れ、成功=自力で勝ち取るもの、という図式が脳に刷り込まれました。

自分は正しい、自分は間違っていない、それを証明する為の努力を続けた先に残ったのは、

傲慢な私でした。

本当は友達が欲しくて勉強を頑張ったはずなのに、気がつかないうちに私の周りから人が離れていきました。

もうこの頃には、勝つことでしか自分を表現できなくなっていました。

負ける奴が悪い、勝つことが全て、そんな風にしか思えなくなっていました。

 

非常に残念なことに、社会に出てからもそれは治りませんでした。

学校を卒業後、証券会社に就職した私は、毎日社内ネットで更新される営業成績のランキングが気になってしょうがありませんでした。

営業成績の表彰がかかった間際になると、


利根川幸雄 伝説のスピーチ

この動画を寝る前に見て、気持ちを鼓舞していました。(冗談みたいですが、ホントの話です…。)

 

やっとの思いで表彰台に立ったのも束の間。また翌日から来期の競争が始まります。

「私は一体いつまで走り続ければいいんだろう…。」

 

もう私には走り出す気力は残っていませんでした。

 

 

 

 

 

  • 自分でもできることを人に頼めるか

NPOで働き始めて、起業家と呼ばれる方とお話しさせて頂いたり、一緒に働かせて頂くことがとても増えました。最近になって、彼らが多くの人に気持ち良く助けてもらっていることに気付きました。

正直かなり意外でした。起業家ってなんでもバリバリ自分で仕事をこなしているイメージで、人を助けることはあっても、人に助けてもらうことなんてほぼないんじゃないのかな、って思ってました。

彼らは周りの人すべてに支えられているお陰で今の自分があると感謝しながら、毎日を過ごしています。

自分でもできることを人に頼み、終わった後にはきちんと感謝を伝えています。その時も上っ面の感謝ではなく「あなたがいなければ今の私は有り得ないんだ!!」という心からの感謝を伝える努力をされています。

だからこそ人が付いてくるのです。人を巻き込むとはこういうことか、、と彼らから学びました。

 

 

 

 

  • 人の良いところを見つける天才になりたい

 以前ブログでも触れましたが、私は人の悪いところを見つける天才です。ひりつくような努力だけをしてきた結果、欠けているところばかり気になってしまう人間になってしまいました。

今は逆転の発想で、人の良いところを見つけて伝えられるように意識して生活しています。正直まだまだリハビリが必要で、もっと自然に人の良いところを良いと言えるようになるには時間がかかりそうです。

 

裏表なく、真っ直ぐに、人の良いところや才能が見える。そしてそれを相手に伝えられる。相手を理解できる天才に、私はなりたいです。

 

 

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。