私は「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」のサポーターです。

こんにちは!大悟です!

今日は「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」(以下、CFC)を紹介します。

5/19(土)に行われた活動説明会で、代表の今井さんから直接お話を伺うことができました。

 

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目次

 

  • CFC、どんな団体?

チャンス・フォー・チルドレンは、家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消し、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的としています。

日本国内には、経済的な理由で教育を十分に受けることができない子どもたちがいます。生まれた環境によって子どもたちの将来が左右されることがあってはなりません。

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンHPより引用)

 

CFCは、

を対象に「バウチャー(教育クーポン)」を支給しています。バウチャーは塾や習い事に使えて、登録されている教室は1,000を超えます。利用している子供のリクエストに応えるように、登録教室を増やしています。所得の低い子どもが、所得の多い子どもと一緒に勉強や習い事ができます。子供がやりたいことを諦めなくてもすむ、やりたいことにチャレンジできる、そんな世界を目指しています。

 

 

絶対的貧困とは生きるために最低限必要な衣食住が満たされていない状態を指します。かものはしプロジェクトが支援しているのは、インドの絶対的貧困にある人たちです。BOP層(Base of the Economic Pyramid)とも呼ばれます。

一方、CFCが支援しているのは日本の相対的貧困にある人たちです。相対的貧困とはいわゆる「平均的生活」を送れていない状態を指します。よって、国や時代によりその水準が変わります。今日食べるご飯に困っているわけではないけれど、子供の教育費までお金は回らないという感じですね。

 

親の収入で子供の学力に如実な差が出ます。親の経済力によって、子供の将来に影が落ちます。そうして、貧困の世代連鎖が生まれます。

日本政府が教育に入れるメスは、

  • 大学の学費
  • 就学前の子供(待機児童問題)

がその多くを占めます。意外にも小・中・高の12年間はあまりフォーカスされていません。そこにメスを入れてくれる存在がCFCというわけです。

 

経済格差と教育格差は、子供の意欲の低下を生みます。収入の多い家庭に生まれた子供は自由に勉強も習い事もできるけど、収入の低い家庭に生まれた子供はそれができない。それは次第に、

「なんで私だけ…?」

「どうせ僕には無理なんだ…。」

という諦め感を子供に植え付けます。収入の低い子供は「みんなはできるけど自分だけできない」という体験を繰り返すからです。

 

 

私には、代表の今井さんの

「子供のどうせ僕なんてを無くしたい」

という言葉がとても心に残っています。

 

 

 

 

  • ブラザー・シスター制度

CFCには「ブラザー・シスター制度」があります。大学生ボランティアが毎月子どもたちと面談を行い、バウチャー利用先の相談に乗ったり、進路や学習のアドバイスをします。

大学生は、専門家による対人援助、グリーフケア、進路・学習などに関する研修を受け、子どもたちと関わるために必要な知識やスキルを学んだ学生です。

バウチャーを支給された経験のある子どもが、やがて大学生になり、ボランティアになってくれるケースも多いとのこと。

やさしい循環が生まれる、素晴らしい活動ですね!

 

 

  • 私がCFCを支援する理由

私は中学時代、いじめの被害者でした。そこから脱出できたのは、塾があったお陰です。自分と同じ中学に通う生徒がいない場所に身を置きたくて、自転車で30分くらいかけてわざわざ隣町の塾まで通ってました。

子どもが家と学校を往復するだけだと、逃げ場がないんですよ。これは私の経験から確信を持ってお伝えします。

 

いじめの経験を綴った記事がこちら↓ 

fundraiserdaigo.hatenablog.com

 

 

私は恵まれた家庭に生まれました。私の自己肯定感の高さは、両親が私のやりたいことは何でも挑戦させてくれた過去からきています。何かをやりたいと親に言ったときに反対された記憶が一つもありません。私は両親にとても感謝しています。

 

私は全ての子どもたちに逃げ場と、挑戦する機会と、自分もやればできるんだ!という自己肯定感を身に付けてもらいたいです。

 

 

CFC公式ホームページはこちら。

cfc.or.jp

 

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cfc.or.jp

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。