不安からくる努力の限界

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  • 不安からくる努力

私たちはどうしても他人の目や評価だったり、周りの人間からどう思われているのかって、気になってしまいがちですよね。他人から良く見られたいという見栄や、成功者だと思われたいという欲も多少はあってもいいのかなと思うんですけど、それが強すぎると問題です。

「もっと〇〇しなきゃ…。」「××すべきだ…!」という不安や強迫観念から生まれる、焦燥的な努力は私たちをどんどん疲弊させます。頑張れば頑張るほど心のリソースが削られるので、いつか必ず心が折れます。

それから「ここ一番!」という場面で必ずミスが出ます。(経験者談)

ええ、私もいくつも心当たりがありますよ…。学生時代、部活で弓道をやっていたのですが「ここ一番!」にはめっぽう弱かったですね。人より多少は集中力がある方なので、そこそこ良いところまでいくものの、最後の矢は必ずと言っていいほど外してました。

 

 

  • 希望からくる努力

一方、希望からくるプラスの努力は心のリソースがほとんど削られません。それもそうですよね。本人的には心から楽しんでやってるだけなので、やればやるほど気持ちもノってきます。対照的に書くために希望からくる「努力」としましたが、もはや努力ですらないのでしょう。「アソビ」とでも表現すればいいのでしょうか。「頑張っている人は頑張っていると思っていない」という言葉の真意はここにあるような気がします。

「もっと良くできる!」「さらに遠くに行ける!」「より楽しみたい!」という感じで明るい未来に向かって突き進んでいる時は純粋に楽しくて、幸せです。

 

 

先日かものはしプロジェクトの皆さんがお世話になっている高橋さん(通称あぶらさん)から初めてコーチングを受けました。私のこれまでの人生を振り返ると、不安からくる努力ばかりしていたんだな、と痛感しました。受験勉強しかり、スポーツしかり、仕事の進め方しかり。私から発せられる言葉の節々にもその傾向が見られることをご指摘頂きました。「一番〇〇」「〇〇すべき」「〇〇であるべき」「絶対〇〇」という言葉を多用していることに気付きました。これからは自分が発する言葉に敏感になって「より良くしよう」とか「楽しいから」とか「好きだから」という言葉を使うようにします。行動が変われば意識も変わり、意識が変われば精神的に深いレベルで性格が変わっていくのでは、と考えています。

 

 

私の24年間の人生で培われたものは良い方向に生かしながら、マインドセットを書き換えていくつもりです。もちろん一朝一夕ではできないですが、少しずつ変わればいいかなと思っています。直属の上司の草薙さんにも相談したのですが「問題であることを認識できている時点で半分解決してるよ。」と言って頂けたので、前向きにいこうと思います。

このブログも開設してから早2週間が経とうとしていますが、今のところ毎日楽しく更新できています。日常の思考にも変化が出始めました。ふとした隙間時間を無駄に過ごすのではなく、何かブログのネタにできるようなことはないかな、と考えを巡らせるようになりました。開設した当初はファンドレイジング系のことを書こうと思って、「ファンドレイザー大悟のブログ」というタイトルにしたのですが、こうした日常的なことも書いていきたいです。

このブログも「毎日更新しなければならない」と考えると辛い作業になってしまうので、「ブログを更新することで人とのご縁が広がったり、記事を書くことで考えが整理されたり、より前向きな人間になれたらいいな」と思って更新していきたいです。

総じて何が言いたいかというと、楽しんでやることが大事でアソぶように仕事をしていきたい、ということです。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。