自分の箱から脱出する方法

こんにちは、大悟です。

 

2018年9月16日、第1回PHAZEの講義がありました。

講師は株式会社エイチ&リレーションズジャパンの西田敬一さんです。

 

 

 

目次

 

 

 

  • 自分の箱とは

心の持ち方の一つは、人を人として見る事。

 

人を人として見ると、その人の心配事、望み、要求や恐れに対して思いやりが出てくる。

 

自分と同じように他の人の存在にも人間味が出てくる。

 

§

 

自分にも偽りがないように他の人も真実に見えてくる。

 

もう一つは、人を物として見る事。

 

物として見ると、現状を見ようとしない。事実が見えなくなる。

もし見えたとしても、自分ほど価値がなく、意味もなく、下等なものとしか見えない。

 

自分より下等なものとすると、その存在価値を否定してしまう。

 

§

 

他の人を偽って見る事は、自分にも偽っていることになる。

 

(テキストより引用)

 

人を物として見ている状態を「抵抗心」と指します。

抵抗心に陥ってしまうと、

  • 人を便利な道具として見てしまう
  • 人を障害物・邪魔なものとして見てしまう
  • 人に対して無関心

になってしまいます。

 

これらを「箱に入っている」と呼びます。

 

 

  •  心の持ち方は選べる

人を人として見るか、物として見るかは自分で選ぶことができます。

思いやりをもって、相手を自分と同じ「人」であることをイマジネーションを膨らませて接することもできれば、

さも自分の為に周りが動いているかのような気持ちで、相手と接することもできてしまいます。

 

西田さんの講義は、まるで普段の私が見えていて、

そんな私を指摘してくださっているようでした。

 

 私が時として人を物として見てしまっていたことを、

とても恥ずかしく感じていたことも見透かすように、

「人は完璧じゃなくていい。一段一段階段を登ればいいんだから。」

と優しく仰ってくださいました。

 

そこまで見透かされているなら、もう好きにしてくれ〜

という思いでしたw

 

 

  •  4つの箱がある

抵抗心の箱には大きく分けて4つあります。

  1. 優越の箱…私は人より優れている。人より勝っている。他の人にイライラする。相手を見下す。無関心。
  2. 当然の箱…私は〜してもらって当然。充分に評価されない。不平等。不公平。被害者意識。
  3. 劣等の箱…私は人より劣っている。無力感。ダメだ。相手が羨ましい。
  4. 体裁の箱…人によく見られたい。人の目をよく気にする。優しい人、良い人でなければならない。ドキドキ、ビクビクする。

 

同期内で、自分がどの箱に入りやすいか共有しました。

ちなみに私は3と4に入りがちですw

 

また、1と3は個人主義の中での自分と相手の比較。

2と4は集団主義の中での自分と相手の比較という意見もあり、興味深かったです。

 

自分と相手が対等にコミュニケーションできたら、

箱なんて入らなくて済むんですよね…。

いやー難しい!w

 

 

  • 箱から出る方法

箱に入ってしまうことは人として自然なことなので、何から何まで悪いという訳ではありませんが、自由に箱から出られたらもっと生きやすくなりますよね?

 

箱から出るには、

  1. 自分が箱の中にいることに気付く
  2. 箱の外の世界を探す
  3. 新たに状況を考え直す
  4. 相手の為にしようとしたことを実行する

というアプローチが必要です。

実際にやるのは大変ですが、少しずつでも出来るようになりたいです。

 

まずは自分が箱に入ってしまっている相手が経験しているだろうと思われる障害、試練、重荷、苦痛を想像することから始めようと思います。

 

 

 

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こういったワークは私の性格的にも合っていて、大変勉強になりました!

西田さん、本当にありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします!

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。